医院案内

ごあいさつ

2006年5月に「みなもと眼科」を開院し17年が経ちました。
今後も地域のみなさまに安心して受診していただくため、診断・治療機器の更新に努め、高水準の眼科医療を提供できるよう常に知識・技術の研鑽に努めてまいります。

診療方針

― 何よりも丁寧に診療すること
― 診療は経験に基づき効率的で患者さんに不要な負担をかけないものであること
― 科学的根拠に支えられた診断・治療のために診療設備が充実していること
― 診断・治療内容をわかりやすく説明し,信頼される医療機関であること

という理念を実現するために、開院当初から診療システムの充実を図ってきました。
今後も精度の高い医療をみなさまに提供し続けるため絶えず努力してまいります。

医院施設・設備紹介

■検査機器

  • ○オートレフケラト・トノ・パキメータ

    他覚的屈折度測定、角膜曲率半径計測、眼圧測定、角膜厚測定、調節力測定などの機能が1つの装置に搭載されています(NIDEK社製 TONOREF III)。

  • ○手持ちオートレフ・ケラトメーター

    手持ちオートレフケラトメーター

    高い機動性と安定した精度の手持ちレフラクトメーター。テーブルタイプ同様の広い測定範囲、また高精度に加え軽量であることにより、小児検眼、スクリーニング、被災地検眼等のみならず一般の他覚的測定にも標準機器として幅広く使われている機種。 (ライト製作所製 Retinomax K-plus3)

  • ○スポットビジョンスクリーナー

    スポットビジョンクリーナー

    屈折異常や屈折度の左右差、斜視、瞳孔不同等のスクリーニング検査を乳幼児や、体動に制限のある方でも実施可能にした機器です(Welch Allyn社製)。

  • ○バイノプトメーター4P

    バイノプトメーター4P

    視力検査、調節範囲の検査、薄明視検査、立体視検査 等の検査が可能な汎用性の高い視機能検査装置です(OCULUS社製)。

  • ○手持ち眼圧計

    手持ち眼圧計

    点眼麻酔が必要なく測定時間の短い、小児での使用や往診にも適した手持ち眼圧計です。(M.E.Technica社 icare [アイケア])

  • ○角膜内皮細胞測定装置

    角膜内皮細胞測定装置

    広い範囲の角膜内皮細胞撮影が行えるスペキュラーマイクロスコープ(TOMEY社製 EM-4000)。白内障手術など内眼手術の術前検査、コンタクトレンズ装用者の経過観察に必須の装置です。

  • ○光学式眼軸長測定装置

    光学式眼軸長測定装置

    白内障の手術に必要な眼軸長・前房深度・水晶体厚などの測定を非接触式で一度に行える装置です(TOMEY社製 OA-2000)。

  • ○細隙灯顕微鏡

    前眼部から後眼部までの観察のため、日常の眼科診療に最もよく使用する機器です(Rodenstock社製、Carl Zeiss社製)。

  • ○ハンフリー静的視野計

    緑内障等の疾患の早期発見、経過観察に有用な自動視野計です(Humphrey-Zeiss社製)。

  • ○ゴールドマン視野計

    視野全体の形状を視能訓練士が詳細に計測します(TAKAGI SEIKO 社製)。

  • ○超広角走査型レーザー検眼鏡

    無散瞳、非接触で画角200度という眼底の80%以上の超広角画像を1回の撮影で得ることができます(オプトス社製 デイトナ)。

  • ○眼底カメラ

    カラー眼底撮影、蛍光眼底造影(フルオレセインおよびインドシアニングリーン)に対応できる眼底カメラです(Kowa 社製)。

  • ○光干渉断層計(OCT)

    oct

    後眼部(網膜・視神経)の断層像の解析を行い、緑内障の早期発見や通常の眼底検査では検出困難な網膜病変の評価のために有用な装置です。2台の後眼部OCT(TOPCON社製DRI OCT Triton、NIDEK 社製RS-3000 Advance)を用いて、眼底の疾患が多い外来でも迅速な検査を実現しています。造影剤を使用しない眼底の血管造影(OCT アンギオグラフィー)も行っています。

  • ○前眼部OCT

    前眼部OCT

    非接触・非侵襲で前眼部の3次元撮影が可能です。水晶体までの断面像が得られ、狭隅角眼の評価や、緑内障手術後の経過観察に有用です(TOMEY社製 CASIA 2)。

  • ○網膜電位計

    無散瞳・皮膚電極仕様のERG(網膜電図)測定装置です。手持ち式・小型で、検査を受ける体勢が楽となり患者さんの負担が軽減されています(LKG Technologies 社製 RETeval [レチバル])。

  • ○眼科用超音波診断装置

    高度の白内障や眼内出血で眼底が透見しないときに眼球の断層像を観察(Bモード)するほか、眼軸長の測定を接触式で行う(Aモード)装置です(TOMEY社製)。

  • ○HESSチャートプロジェクター

    HESS

    眼球運動制限、両眼性複視等の検査を行います(鰍ヘんだや 製)。

  • ○シノプトフォア

    同時視、融像、立体視、網膜対応等の検査に用いる装置です(TAKAGI SEIKO 社製)。

  • ○オクルパッド

    オクルパッド

    タブレット型の弱視訓練器で片眼遮閉を行わない両眼開放(両眼視)の下での弱視訓練を行います(ジャパンフォーカス 製)。 当院で貸し出しています。

■視覚障がい者支援機器

  • ○暗所視支援眼鏡「HOYA MW10 HiKARI」

    HOYA MW10

    「暗所視支援眼鏡HOYA MW10 HiKARI」は、HOYA社独自開発の低照度高感度カメラで捉えた像を、明るい映像として目の前のディスプレイに投射する、眼鏡タイプのウェアラブルデバイスです。暗闇の中のわずかな光を増幅させ、対象物の色彩を自然に再現します。 当院で体験していただけます(予約必要)。

  • ○遮光眼鏡 CCP シリーズ

    イメージ

    遮光眼鏡はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。 まぶしさにより白く靄(もや)がかっているように見える状態を、短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。 当院でトライアルセットにより体験可能です(予約可能)。

  • ○その他

    拡大読書器、ルーペ等の 福祉機器のご案内を行っております。

■治療機器

  • ○アルゴンレーザー光凝固装置

    網膜裂孔や、網膜血管閉塞性疾患の治療に使用します。眼球内の病変部位にレーザー光線を照射し凝固させます(Carl Zeiss社製)。

  • ○Nd-YAGレーザー

    白内障術後の水晶体嚢混濁の切開・急性緑内障に対する虹彩切開などに使用します(Laserex 社製)。

  • ○手術室

    白内障手術やその他の内眼手術を日帰りで安全に行うために、手術室内はHEPAフィルター内臓のエアコンディショナーでクリーンな環境(クラス10000)に保たれたうえで、スタンダードな手術機器(Zeiss社製眼科用手術顕微鏡、超音波水晶体乳化吸引システム [J&J社 Veritas]、硝子体手術装置、眼科用内視鏡、眼科用冷凍凝固装置 他)を備えています。  手術室前では、ご家族が待機されるとともに、御希望により手術の進行状況(手術顕微鏡を通した、術者と同一視野の画像)をモニタでご覧いただけます。

■衛生管理

手術室の清掃には、広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 二川浩樹教授が発明した固定化抗菌剤「Etak」を使用し院内感染対策を行っています。 CampusMedico